いろは横丁 愛のある都市伝説

幸運の「白うさぎチョコ」の話

なつかし屋さんには、いろいろとレトロなものが飾られていたり、懐かしいおもちゃや駄菓子などもあるが、実はオリジナル作成のチロルチョコがあるらしい。

基本的にお店のキャラクターのうさぎがデザインされているらしいが、その中に「白うさぎ」が中央にデザインされているものがあり、これがラッキーアイテムらしい。普通に買うことは出来ないらしく、何度か通ってお店のおやじと仲良くなってからでないと手に入らない。

この「白うさぎチョコ」は、好きな人にあげて、その人が目の前で食べてくれると思いが伝わり、好きな人と半分ずつ食べると結ばれるらしい。食べたあとの包装紙は、財布に入れておくと金運があるらしい。 白うさぎチョコで結ばれた二人がお店に行って、包装紙を見せながら「実は白うさぎで結ばれました」とお店のおやじにこっそり伝えると、何かおまけがもらえるらしい。

伝説の採集者:まつもとさん

下駄屋良さんの伝説

露天商の集まりが「中央市場」になるころ、ここで下駄を売っていた「良さん」と言う人がいた。この良さんは、戦争で家族とも離れ離れになってしまったが、元々実家が「はきもの屋」だったので、焼け残った下駄を売っていた。

良さんの下駄は、履いて歩くと良い音がすることで定評があり、特に本人が履いていた下駄は、遠くからでも「良さんが来た」と分るほどの一品であったという。ある時近くの店の人から「ここでとても良い音がする下駄を売っている人はいませんか?」とたずねて来た女性がいて、その人も良い音の下駄をはいていたとの話を耳にする。

数日後、良さんが店にいるといい音の下駄の音が聞こえてきた。お店に入ってきたのは、生き別れになっていて、もう死んだと思っていた奥さんだった。その後、良さんは家族と会うことが出来、幸せにくらしたとのことだが、この話が元になり、良さんの下駄はさらに評判を呼び、良い音のする下駄を履いて中央市場を歩くと良縁に恵まれると言う噂が広がっていった。

次代と共に下駄自体が廃れてしまったが、今でも下駄を履いて中央市場(壱弐参横丁)を歩くと、良さんの霊の助けもあって、良縁に恵まれると言う。

伝説の採集者:VINさん

横丁の地下のヒミツ

一番町には縁結びで有名な「野中神社」があるが、実はこの場所は、「東照宮」と「瑞鳳殿」を結ぶラインと「青葉神社」と「愛宕神社」を結ぶラインの交点に位置するという。

「青葉神社」も「愛宕神社」も伊達家とのゆかりが深い神社であるが、家康を祭る「東照宮」と伊達家の霊廟である「瑞鳳殿」をこの「青葉=愛宕」ラインで断ち切り、直接の関わりを避けながらも、その上で仙台の町の繁栄が続くように家康との仲を取り持ち利用できるように、「野中神社」に町割り利用した縄を奉納する名目で社を建てて、パワーを調整したらしい。

実際、青葉城から見ると東照宮は鬼門(北東)の方位に当り、鬼門封じに家康の力を利用しているようでもある。この「野中神社」の調整能力をさらに強力にするために、野中神社の鬼門にあたる地に「強力な縁結びの為のパワーを持つ何か」を埋めてあるという噂がある。この「何か」が埋まっている場所こそ、壱弐参横丁(旧称「中央公設市場」)の地下であり、このパワーのおかげで、この横丁は現在においても健在で、幾度の不況を乗り越え、人を集めているとのこと。そのため、この横丁に住む人は、良縁に恵まれることが多く、ここを多く訪れる人にもその恩恵があるといわれている。

野中神社のお守り等をもって、壱弐参横丁を訪れると、縁結びのパワーが増すとも言われている。

伝説の採集者:かずのりさん